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Unity, Clip Studio, etc.

レイヤー選択に関するちょっとしたtips (clip studio paint)

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みなさんレイヤー選択使ってますか? このツールは、クリックした地点で一番上の表示されているレイヤーへと移動できるというものです。とても便利です。
ちなみにデフォルトのキーボードショートカットはDです。覚えていっぱい使いましょう。

今回はそんな便利な「レイヤー選択」における困った点とその対策の話です。 具体的にはオーバーレイとか加算とか、重ねて加工する系のレイヤーを使っているときの話。

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この辺を修正したいなー、というときに、この「レイヤー選択」でおもむろにクリックしてみます。

すると。

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あれ! 違う! 違うぞ! これは肌全体の色味を整えるために置いたオーバーレイのレイヤーだ!

はい、とまあ、よくありますね。あると思います。 今回はこれにどうやって対処すればいいのか、というお話です。

対策その1

おもむろにその効果レイヤー系を非表示化してから「レイヤー選択」ツールを使う。

……なんの捻りもない方法です。対処というか妥協というか、ぽちぽち目を押しているときに負けた感のある方法です。 しかしこれ以上の方法があるように思えないのも事実。かくいう私もちょっと前までこの方法でやっていました。

そんなある日、気付いたのが次の方法です。

対策その2

この「レイヤー選択」ツール、実はクリックするだけが使い道ではなかったのです。

このツールでドラッグするのです。すると……

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四角が出た!

そしてこの状態でクリックを離すと……

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そうです。範囲内のレイヤーが選択されるのです!

しかもこれ、一番上のレイヤーという縛りが(なぜか)なくなり、その範囲のレイヤーを上から下まで全部選択してくれているのです!

これで、修正したいレイヤーが「レイヤー35」だと特定できるのです!

つまり、

  • 「レイヤー選択」ツールで修正したい範囲を含むように(できるだけ狭く)選択する
  • 選択されているレイヤーから修正したい(っぽい)レイヤーを改めて選択する

という手順で、効果レイヤーを非表示にすることなく編集したいレイヤーを選択することができる、というわけです。

まとめ

今回得るべき教訓は、レイヤー名をちゃんとつける 色々試して見る、ということですね。